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#0185『白熱』ラオール・ウォルシュ監督 1949年アメリカ

白熱
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ネタバレです。


ジェームズ・キャグニー扮するギャングのボス、コーディ・ジャレットの常軌を逸したキャラクターは、もう、なんと表現すればいいんでしょう・・・。特典映像を見ると、キャグニー自身、このキャラクターにはかなりのこだわりと思い入れがあったらしく、「完璧な性格異常者を演じる」と意気込んでいたらしい。

この映画ビリっと映像が緊張してるでしょ。いや、本当は映像を見ている自分が緊張しているんですけどね。その緊張感がどこから来るかというと、この”性格異常者”ジャレットの類まれなキャラに尽きますね。冒頭の列車強盗からラストシーンの化学工場までアブノーマルな魅力十分。コーディ・ジャレットが映画の中心にあって、彼を取り巻くものは全て緊張しています。

とにかく邪魔者は全て殺す。ジャレットの服役中に裏切ろうとしたビッグ・エドをためらいなく射殺し、階段から転がり落ちた死体を見下ろして自慢げに笑う。ビッグ・エドの命令でジャレットを殺そうとした男を、わざわざ一緒に脱獄させておいて車のトランクに詰め込み、出かけるついでに思い出したように射殺。鳥の肢を食いながら、ピストルをぶっ放して眉一つ動かしません。列車強盗で自分の名前を知られた機関士も躊躇なく射殺。列車強盗で機関車の蒸気を浴びて包帯グルグルになり、医者の助けを請う仲間も射殺命令。ラストの化学工場で警官隊に追い詰められても最後の一人になるまで暴れまくり、撃ちまくる。何人警官が死んだことか。おまけに最期のなんと派手なこと。

妻バーナ(ヴァージニア・メイヨ)のことも信頼していません。ちなみに、バーナは下品で姑息で、エドと結託してジャレットを裏切るも、彼が戻ったと知るやさっさとエドを見捨ててジャレットに尻尾を振るという現金さ。別の意味でジャレットとの関係は緊張がみなぎっています。

彼が信頼していたのは二人だけで、一人は母親(マーガレット・ワイチャーリイ)。信じる母との関係は多少まともかと思いきや、今度は典型的なマザコンときました。“子どものころに母親の気を引こうとして頭痛のまねをしていたら、本当に頭痛の発作を起こすようになった”らしく、突然ぶっ倒れて七転八倒する姿もますますアブナイ。血も涙もなく敵を撃ち殺す冷血漢のくせに母親のひざに乗って抱きしめられて安心する息子も息子ならば、そんな悪鬼のような息子に「いいかい、世界一になるんだよ」と言い聞かせる母も母。ゆがんでる。

そしてもう一人は、刑務所内で知り合ったパード、実は警察の潜入捜査官ファロン(エドモンド・オブライエン)。腹心のビッグ・エドすら信用しなかったジャレットですが、命を救われたパードには次第に心を許し、まさに全幅の信頼をおきますね。それはもう仲の良い兄弟のようで髪の毛一筋ほどの疑いも抱きません。この落差がまたまた狂気を匂いたたせるんですよね。

結局、母親は死に、ファロンの正体も知ることになりますが、この信頼していた二人との決別シーンは秀逸。刑務所の昼食時に母の死を知ったジャレットは気が狂ったように泣き喚き、暴れます。撮影時には詳しい演技内容を知らなかった囚人役のエキストラ数十名が思わずすさまじさに凍りついたそうです。そして、ファロンの正体を知ったとき、ジャレットは泣き笑いしながら裏切られた悔しさをぶつけます。これがまた・・・キャグニー、とりつかれたような名演技でした。

この映画、フィルム・ノワール作品に不可欠な狂った匂いをキャグニーが思う存分に発散させていて迫力満点。ウォルシュもよく演出しており、ドラマも面白く映像も迫力あります。でも、今回はキャグニー一点買い。40年代フィルム・ノワールの最後を飾るにふさわしい、“狂気の名作”でありました。満足です。★★★★☆

<スタッフ&キャスト>
監督:ラオール・ウォルシュ
製作:ルイス・F・エデルマン
原案:ヴァージニア・ケロッグ
脚本:アイヴァン・ゴッフ/ベン・ロバーツ
撮影:シド・ヒコックス
作曲:マックス・スタイナー
出演:ジェームズ・キャグニー/ヴァージニア・メイヨ
   スティーヴ・コクラン/エドモンド・オブライエン
   マーガレット・ワイチャーリイ/フレッド・クラーク

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白熱 特別版白熱 特別版
(2007/12/07)
ジェームズ・キャグニー

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#0180『都会の牙』ルドルフ・マテ監督 1949年アメリカ

都会の牙
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ネタバレですよ

ルドルフ・マテ監督のフィルム・ノワール『都会の牙』。ルドルフ・マテ?なんとなく聞いたことが・・check・check・・、おお、『海外特派員』とか『美女ありき』の撮影監督を務めた人ですね。この作品が監督デビュー作とのことです。

原題の「D.O.A.」はDead on arrivalの略で、”到着時死亡”という意味の警察用語。つまりは、”死体で担ぎ込まれた”ということ。

物語は会計士フランク・ビグロ(エドモンド・オブライエン)がロス市警に”自分の足で”駆け込むところからはじまります。ある殺人事件について話したいというビグロ。「殺されたのは誰か?」という刑事の質問に、放心した様子で「自分だ・・・」と答えます。いったいなぜ?

オープニングから、このシーンまでぽんぽんとテンポよく来て、ビグロの回想シーンに入ります(回想シーンの導入にグルグル渦巻きが!)。ビグロは、やきもち焼きの恋人ポーラ(パメラ・ブリットン)の詮索を振り切って、男の自由な時間を愉しむため、一人でバケーションに出かけますが、行き先のホテル近くのバーで毒を盛られてしまいます。解毒の術もないこの毒薬、体内に入るとしばらくして全身衰弱して死に至る。その期間は、1日か2日か1週間・・・・(ずいぶん誤差大きいですね)。

とにかくわかっているのは間違いなく死ぬということ。ビグロに死の宣告をする医者が、毒薬のサンプルを試験管に入れて持ってきます。名づけて”ルミナス毒”。

医者:「ほら、暗くすると光るっ!」って、・・・・なぜ、光る???・・・

とりあえず光ることには何の意味もないようですが、そういうツッコミは(満載なので)置いといて、とにかく暗いところで光る猛毒にやられてしまったビグロ。

変な毒薬に犯されていると知った瞬間から、ビグロは走ります。全速力で街中を駆け抜け、なんとか真相を究明しようとサンフランシスコからロスに飛び、わずかな手がかりを手繰って警察顔負けの大捜査を展開。ついに犯人を追い詰めます。元気な人間でも滅多にできない大活躍!。

この作品、B級ということでいいんですよね。B級の定義もいろいろあるとは思いますけど、別にネガティブな意味ではありません。この”ルミナス毒”を筆頭に、犯人が着ている「お客さんるお客さん、俺が犯人だからよーく覚えといてよっ!」と念押ししているごとくに派手なコートとか、おかしなキレ方の悪役チェスターとか、なんかこう洗練されてない、駄菓子みたいな素朴な味わい深さを感じるんですよね、この映画(あー、グルグル渦巻きも)。

服毒後一定時間後に死ぬというのは、MI:2に出てきた新型ウィルス”キメラ”と同じ様なもんです。『MI:2』は正確に残り時間がわかっていてカウントダウンしていきますが、こちらは余命1日から1週間までの間にいつ死ぬかわからない。なんという安直な設定。結局主人公ビグロが、やるべきことを全部やってしまうのに必要十分なだけのぴったりな時間があって。。。このご都合主義ぶりがまた、いかにもでいいじゃないですか。これぞB級テイスト。

エンドマーク後に、わざわざ

「この映画は医学的な真実に基づいています。ルミナス毒は実在します。」

なんて字幕を挿入したり、徹底しているというか、遊び心があるというのか、とにかく肩肘張らず気軽に見れて面白い、よくできた娯楽ノワール作品でした。
●★●

<スタッフ&キャスト>
監督:ルドルフ・マテ
製作:レオ・C・ポプキン
原作・脚本:ラッセル・ローズ/クラレンス・グリーン
撮影:アーネスト・ラズロ
音楽:ディミトリ・ティオムキン
出演:エドモンド・オブライエン/パメラ・ブリットン
   ルーサー・アドラー/ネヴィル・ブランド
   ヘンリー・ハート/ヴァージニア・リー
   ビヴァリー・キャンベル


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都会の牙都会の牙
(2007/08/22)
エト゛モント゛・オフ゛ライエン

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#0177『孤独な場所で』ニコラス・レイ監督 1950年アメリカ

孤独な場所で
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ネタバレですよ

我がヒーローハンフリー・ボガートと、期待のグロリア・グレアムの共演。監督は当時、グロリアの夫であったニコラス・レイ。

今回のハンフリー・ボガートの役どころは、映画の脚本家ディクソン・スティール。腕は良いものの、激しやすい性格が災いし戦後はヒット作が出ていません。

ディクソンは、脚本執筆の手伝いという名目で、クラブウェイトレスを自宅に招じ入れます。しかし、彼女はディクソンの家を出た直後、絞殺されて車から投げ捨てられているところを発見され、ディクソンに嫌疑がかかります。警察に連行されたディクソンのアリバイを証言し助けるのが隣人の謎めいた美女ローレル(グロリア・グレアム)。

先日感想をアップした『仕組まれた罠』では、グロリア・グレアムの魅力に惹きこまれたものの、後一歩キャッチすることができませんでしたが、この作品では・・・きましたよ、すばらしい。

『仕組まれた罠』の感想を改めて読み返すと「泣き顔が似合う」と書いていました。確かに、そちらでは泣いてばかりいてそれも魅力的なのは間違いないのですが、彼女の一番の魅力は泣き顔ではありませんでした。ワケも事情もありそうな女のちょっと謎を含んだ笑み。これですねぇ。いっやー(大喜び)、この作品前半のグロリア・グレアムを見たことのない方はぜひご覧になったほうが良いです。お奨めします。抜群に魅力的です。

ハッとするシーンもたくさんありました。ロングスカートのポケットに両手を突っ込んでボギーと話すシーン、窓の外からのぞいている友人メル(アート・スミス)と窓辺に腰掛けて格子ごしに話すシーン、極めつけはバーのピアノカウンターで隣のボギーに送るながし目。

グロリア・グレアム、今度こそ完璧に惚れました。実に素晴らしい。


前半はね・・・。


この作品、後半に急速に入れ込み度がダウン。浜辺のピクニックで、ローレルが警部と話したことを知ったディクソンは怒り狂い、車で暴走した挙句接触事故を起こした相手の運転手を半殺しの目に合わせます。この後、ローレルはディクソンの激しやすい性格に恐怖し始めます。ウェイトレス殺しはやはりディクソンの仕業ではないのかという疑いも再び頭をもたげてきます。

ここでですね、ローレルの謎めいた部分が一気になくなってしまうんですよね。身の危険に恐怖するごく普通の女になってしまいました。。。で、泣くでしょ。『仕組まれた罠』のヴィッキーと同系統の表情・演技です。それでも十分魅力的なんですが、前半の飛びね抜けた魅力からすると今ひとつ(いや二つ)。

見終わってから知ったのですが、この作品は製作途中で大きくストーリーが変わったそうです。当初はシリアル・キラーチックなサイコ・サスペンスだったらしいですね。そう言われれば刑事にウェイトレス殺しの状況を推理して見せるボギーの表情はかなりアブノーマルな感じでさもありなんと思わせます。しかし、最終的にはボギーのアドリブにあわせてニコラス・レイがシナリオを書き直し、ボギーとグロリアの恋愛のいきさつを中心にすえたドラマになっています。

前半のグロリア・グレアムがかもし出しているなんともいえない妖艶な雰囲気はきっとなにかの複線になっていたんじゃないかと思うんですね。でもシナリオが変わってしまったので結局そのあたりは後半のストーリー展開に何にも関係なく素通りになってしまったのではないかと。ドラマの方も、あ、そういうことなのねという感じで終わってしまいました。これは観る人の好みにもよると思いますが、ロマンスよりサスペンス・スリラーな方が好みな私としてはちょっと拍子抜けの感が否めませんでした。★★★★☆

<スタッフ&キャスト>
監督:ニコラス・レイ
製作:ロバート・ロード
原作:ドロシー・B・ヒューズ
脚本:アンドリュー・ソルト
撮影:バーネット・ガフィ
音楽:ジョージ・アンセイル
出演:グロリア・グレアム/ハンフリー・ボガート
    アート・スミス


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孤独な場所で孤独な場所で
(2007/04/04)
ハンフリー・ボガート

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#0155『ローラ殺人事件』オットー・プレミンジャー監督 1944年アメリカ

ローラ殺人事件
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これもフィルム・ノワールの傑作中の傑作。監督のオットー・プレミンジャーはビリー・ワイルダーと同じく1906年オーストリアのウィーン生まれ。正統なフィルム・ノワールの担い手ですね。

映画は、高名な評論家ウォルド・ライデッカー(クリフトン・ウェッブ)とマーク・マクファーソン刑事(ダナ・アンドリュース)が、ローラ(ジーン・ティアニー)殺人事件の真相を追うストーリー。二転三転する複雑なストーリーが最大の売り物なので、詳しく触れるわけにはいきません。

広告会社のクリエイターであるローラは、万年筆の製品評を書いてもらうべく、ウォルドに飛び込みアプローチ。それが縁でウォルドに気に入られてメキメキと頭角を現します。すっかり有名クリエイターとなり、結婚も決まった彼女が週末の夜、自宅で何者かにショットガンで射殺されて。。。

正確には四転するのかな。これだけでもネタバレになりそうですが、実は私絶対もう一転すると思ってたんですねぇ。この作品を見た方は多分後半の展開にずっと引っかかりを感じたんじゃないかと思うんですけど。そう、それですよそれ。

で、気になってIMDbなど調べてみるとやはりいわくつきでした。この作品途中で監督が変わっているそうです。もともとの監督は、『クレオパトラ』(63)でも監督交代の憂き目を見た(というより、莫大な予算オーバーで20世紀FOXをつぶしかかった)ルーベン・マムーリアン。元は製作に専念していたプレミンジャーは、監督を引き継いだときにマムーリアンが考えていたラストを書き換えてしまったらしいですね。マムーリアンが考えていたラストシーンの伏線となる、マクファーソン刑事のある行動(ソファーでうたた寝して。。。)が後半への入り口となるシーンにポツンと残ってるんですよ。これは意図的に残したんでしょうか。まあ、ラストシーンとしてはフィルム化されたものの方がずっといいと思いますが、どうも気になります。

しかし、そんなことがありながらも映画としての完成度は高いと思いますよ。ストーリがめまぐるしく変化するわりに、鼻につくようなわざとらしさはないし、強面切れ者・ポータブルゲーム好きの刑事ダナ・アンドリュースをはじめジーン・ティアニー、ヴィンセント・プライス(ローラのいい加減な婚約者役)などの俳優陣も良かったと思います。どれも一筋縄ではいかない男たちとローラの間の裏表ありありの人間関係が面白かったですね。
★★★★☆

<スタッフ&キャスト>
監督:オットー・プレミンジャー
製作:オットー・プレミンジャー
原作:ヴェラ・キャスパリー
脚本:サム・ホッフェンスタイン/ジェイ・ドラットラー/ベティ・ラインハート
撮影:ジョセフ・ラシェル
音楽:デヴィッド・ラクシン
音楽監督:エミール・ニューマン

出演:ジーン・ティアニー
   ダナ・アンドリュース
   ヴィンセント・プライス
   クリフトン・ウェッブ
   ジュディス・アンダーソン

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ローラ殺人事件ローラ殺人事件
(2006/12/14)
ヴィンセント・プライナー、ジーン・ティアニー 他

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#0130『マルタの鷹』ジョン・ヒューストン監督 1941年アメリカ

マルタの鷹
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アーチャーとサム・スペード(ハンフリー・ボガート)の探偵事務所の元に、ブリジット・オショーネシー(メアリー・アスター)と名乗る美女が訪れ、サーズビーという男から妹を取り返してほしいと依頼する。アーチャーがサーズビーに接触するが射殺されてしまい、犯人と思われるサーズビー自身もその直後に殺されてしまいます。実はブリジットの依頼は嘘で、彼女は「マルタの鷹」と呼ばれるスペイン国王の秘宝争奪に関わっています。同じくマルタの鷹を狙うカイロ(ピーター・ローレ)と名乗る男もスペードのもとに現れ、破格の報酬で鷹探しをスペードに依頼。スペードはいやおうなくマルタの鷹争奪戦に巻き込まれていきます。

1941年のジョン・ヒューストン初監督作品。原作はハードボイルドの巨匠ダシール・ハメット。原作が映画化されるのは実はこの作品で三回目で、過去二回はいずれも興行的に芳しくなかったようです。1930年代の善悪感や映画的なヒーロー/ヒロインのあり方と、原作の内容に乖離があり、中途半端な映像化となったことが失敗の原因となりました。本作では原作に忠実な映画化に徹したことにより、“フィルム・ノワール”というひとつのジャンルを確立するほどのヒット作となりました。

この作品、マルタの鷹を巡る駆け引きも面白いのですが、特にラストシーンがすごく良くて、それについてはネタバレせざるを得ないので追記に書きます。ので、こちらでは俳優さんのことをちょっと。

この作品で特に印象に残る俳優さんが二人。(ボギーは言うまでもないので書きません)

一人目は、マルタの鷹を狙う怪しさ満点のカイロ。演ずるのはピーター・ローレ。ピーター・ローレは、『カサブランカ』で主人公リックの店で逮捕されるチンピラ偽造旅券屋役で印象に残っていました。顔立ちが独特なのですがハンガリー出身の俳優さんですね。1931年のフリッツ・ラング監督作品”M”で、なぜか気弱なロリコンにという設定にされた”デュッセルドルフの怪物”を演じて評判となりました。1964年に60歳でなくなるまでに約40本の映画に出演した名脇役。ヒッチコック作品にも出演しており、『暗殺者の家』の撮影中に、こめかみに大きな傷跡のメイク(魚の皮でつくっていたらしい)をつけたまま結婚式を挙げた話は有名です。

二人目はカイロのボス、ガットマンを演じるシドニー・グリーンストリート。
作品中、おもむろに「あのデブ」といわれるほどの立派な体躯。元々は舞台俳優でジョン・ヒューストン監督が惚れこんで出演を依頼したという逸話があります。この映画がデビュー作ですが、とてもはじめてとは思えない落ち着きのある演技が記憶に残ります。特に、ラストで一度くじけたかと見せかけてすばやく立ち直って去っていくあたりがなぜか好きなんですよ。翌年には、やはり『カサブランカ』で主人公リックの商売敵であるカフェ”ブルー・パロット”のオーナーを好演しています。

翌年の『カサブランカ』でも三人そろって(似たような役柄で)出演しているところをみると、当時かなり人気があったのだろうなと思います。★★★★★



以下は完全ネタバレですので、くれぐれもご注意ください(真犯人までもろバレ・・・)。



「相棒が殺されたら、犯人は絶対に逃がさない。それが探偵ってものさ」

さて、アーチャーが殺された後、スペードは事務所の看板からあっさり相棒の名前を消してしまい、アーチャーの机もそそくさと片付けさせてしまいます。そればかりか、実はアーチャーの女房とは不倫の仲。なのに、アーチャーの死後訪れてくる奥さんには全く冷たく、おまけに秘書とも怪しげ?金に汚く、暴力的で、依頼人ブリジットともできてしまうという無軌道ぶり。マルタの鷹を狙う敵ともかけひき、挑発、暴力と目的のためには手段を選ばない非情ぶりを発揮します。こういうところは、実にフィルム・ノワール的(この作品が元なので当たり前ですが)で、それまでの”善は善、悪は悪”の勧善懲悪的ヒーロー観とは一線を画すダークなヒーローぶりが見事です。

で、記事冒頭のセリフは、最後に明らかになったアーチャー殺しの犯人に対してスペードが言うせりふ。ラストシーンでヒロインを追い詰めて警察に引き渡すなどということは、当時の映画的常識からは考えられないことであったようです。

このシーン、スペードの表情は苦渋に満ちてますね。「俺は君が好きなのかもしれない。君が警察に捕まったらさぞ夢見が悪いだろう」とまで言っています。スペードは本当にブリジットを愛してしまっていたんでしょう。当然相手の気持ちも知っています。それでも最後の最後で、相棒の敵を討つ。恋愛よりも友情と復讐を選んだということになります。非情なダークさを見せながらも、心の芯の部分では死んだ相棒を思う一本気さというか、そういうものがこのヒーローの最大の魅力なのだとおもいます。そのあたりのキャラクターがきっちりと際立ったヒューストンの演出はまさに見事の一言に尽きると思いました。

<スタッフ&キャスト>
監督:ジョン・ヒューストン
製作:ハル・B・ウォリス/ヘンリー・ブランク
原作:ダシール・ハメット
脚本:ジョン・ヒューストン
撮影:アーサー・エディソン
音楽:アドルフ・ドイッチ

出演:ハンフリー・ボガート/メアリー・アスター
ピーター・ローレ/シドニー・グリーンストリート
ウォード・ボンド/グラディス・ジョージ
エリシャ・クック・Jr/バートン・マクレーン
ジェローム・コーワン/ウォルター・ヒューストン

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マルタの鷹マルタの鷹
(2006/12/14)
ピーター・ローレ、ハンフリー・ボガード 他

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#0105『いぬ』ジャン=ピエール・メルヴィル監督 1963年フランス

いぬ
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ようやく本業のプロジェクトも水平飛行に入ってきて、心と時間の余裕が出来てきました。大体において、ひとつのことしか頭に入らない単気筒型なんですけど、それでも、こう、「書くか書かないか」って言うのはよくありませんね。記事が短かろうがなんだろうが継続的にアップすることを心がけたいと思います。

さて、

以前、フィルム・ノワール特集と称して30本ほどの記事をアップしました。その時はハリウッド作品に限定していたのですが、いわゆるフレンチ・ノワールにも素晴らしい作品がたくさんあります。今回の記事はそんな作品の中から、ジャン・ピエール・メルヴィル監督による傑作の誉高い『いぬ』。

『いぬ』と言えば、やはりジャン・ポール・ベルモンドの魅力。大方のレビューで語りつくされているようですので省きますが、素直にこれは認めざるをえないほどの”かっこよさ”。謎めいた前半、キャラクタの人間的魅力が最大限に現れる後半。ベルモンドを魅せるための構成と言っていいかも。

多少わざとらしいかと思わせるほど前後半の対比を効かせていて、特に後半の説明くさい部分は見せ方によっては大きく減点になりそうなものです。が、ジャズピアノに乗せて回想するやり方や、ベルモンド初めレジアニやマーチなどの主要な役者の魅力、そしてベルモンド扮するシリアンの粋な男ぶりが、そんな心配を吹き飛ばすほどの名場面を見せてくれます。

それと、やはりノワール作品は、それらしいシーンへのこだわりを見せてくれなきゃいけません。その点でも、冒頭、ポール・ミスラキの音楽をバックに、高架下の歩道をモーリス(セルジュ・レジアニ)が歩くカットだけですでに満足気味。彼の姿を少し見上げるように移動撮影するカメラがまたすばらしい。オープニングとして5本の指に入るほどの出来。鏡を見る、靴を拭くなどのディテール感も良いんだなぁ。

シリアン(ベルモンド)が、愛撫するような優しい表情でモーリスの情婦テレーズを殴り倒すシーンも出色。(メルヴィル監督が大のお気に入りの警察署での長回しは・・・・えーと、、あんまり印象に残りませんでしたが。。。)

やっぱり、こういうサスペンス好きだなぁ。と再認識した満足の一本でした。★★★★★

<スタッフ&キャスト>
監督:ジャン=ピエール・メルヴィル
製作:カルロ・ポンティ
原作:ピエール・ルズー
脚本:ジャン=ピエール・メルヴィル
撮影:ニコラ・エイエ
音楽:ポール・ミスラキ

出演:ジャン=ポール・ベルモンド
    セルジュ・レジアニ
    ミシェル・ピッコリ
    ジャン・ドザイー

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いぬいぬ
(2003/03/25)
ジャン・ポール・ベルモンド、セルジュ・レジアニ 他

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#0104『アスファルト・ジャングル』ジョン・ヒューストン監督 1950年アメリカ

アスファルト・ジャングル
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2006年の最後に書いたレビュー記事ですね。一年前はフィルム・ノワールに凝っていて30本ほど観ました。この『アスファルト・ジャングル』はその中でも特に印象深く、個人的にベスト3に入る作品です。フィルム・ノワールって、狂気だ・閉塞感だ・影だなんだと言われていますが、やっぱり突き詰めると”人間の業”なんですよね。だから、一人一人の人間をきっちりと描きこんだノワール作品は面白い。『アスファルト・ジャングル』は、そのあたりで、ジョン・ヒューストンの名監督ぶりが発揮されていると思います。

以下、転載文。


ネタバレですよ

7 年の刑期を終えて出所した希代の知能犯ドック(サム・ジャッフェ)。早々宝石店から100万ドルを強奪する計画を携えて悪徳弁護士エメリッヒ(ルイス・カルハーン)のもとを訪れます。エメリッヒの協力で金庫破りの名人ルイ(アンソニー・カルーソ)、カフェの店主ガス、強盗常習犯ディクス(スターリング・ヘイドン)と共に深夜宝石店に押し入り、宝石を手にすることに成功しますが、予定外に警報が鳴ったことから次々に計画に狂いが生じていきます。

良い映画は開巻の一瞬からひきつけるものがありますが、この作品もしかり。画面いっぱいに映る石畳を歩くディクスとゆっくり走ってくるパトカーの映像がぞくぞくするほどかっこいい。この場面から、パトカーをやり過ごしたディクスがガスの経営するカフェに入って犯行に使った拳銃を預けるところまで、これぞフィルム・ノワールというような犯罪映画のにおいがぷんぷんとする素晴らしいオープニング。

この映画は、登場人物の描写がみんな実に生々しくて良いのです。子煩悩な金庫破りルイ。破産した父親の牧場を買い戻すために競馬と強盗で金をつくろうとするディクス。クールな知能犯でありながら若い女に目がないドック。情婦に入れ込んで泥沼にはまるエメリッヒなど主役級はの人物設定はどれもひと癖もふた癖もあります。

そればかりではなく、準主役級でも、ディクスの女友達ドール(ジーン・ヘイゲン、『雨に唄えば』のリナ・ラモントですね)など秀逸で、警察に店に踏み込まれてなんとかディクスのアパートに逃れ、泣き笑いしながらつけまつげをはがすシーンなんぞは、ただ美人とかそうじゃないとかだけではなくて、まさに”人間”を感じさせる。おまけと言うのか、なんと言うのかちょい役のマリリン・モンローも、後の主役作品に劣らないくらいの印象が残ります。

それぞれの登場人物の”人間の裏側”まで丁寧に描いているため、ジョン・ヒューストン独特のアンハッピー・エンディングこの上なく冴え渡ります。犯行後、警察に追われて一人また一人と倒れていく様は、思わず深く嘆息するような無常観がジーンと染み込んできました。

しかし、フィルム・ノワールは白黒映画の一つの極致だと改めて痛感しました。夜の闇に浮かび上がる人間のシルエットなどため息が出ます。一つ一つ記憶に残る場面をメモしていきたいと思っていますが、この作品では上で書いた冒頭のシーンと、金庫を破るルイとディクスとドックを縦に並べて見せるシーン、ジュークボックス似合わせて踊る少女が窓に寄り、次に離れた時に、そこにカフェを覗き込んでいる警官の姿が写るシーンなどが印象的でした。★★★★★

<スタッフ&キャスト>
監督:ジョン・ヒューストン
原作:W・R・バーネット
脚本:ジョン・ヒューストン/ベン・マドー
撮影:ハロルド・ロッソン
音楽:ミクロス・ローザ
出演:サム・ジャッフェ
   スターリング・ヘイドン
   ルイス・カルハーン
   マリリン・モンロー
   ジーン・ヘイゲン
   ジェームズ・ホイットモア
   アンソニー・カルーソ
   ブラッド・デクスター

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アスファルト・ジャングルアスファルト・ジャングル
(2007/10/12)
サム・ジャッフェ、マリリン・モンロー 他

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#0054『暗黒外の弾痕』フリッツ・ラング監督 1937年アメリカ

暗黒街の弾痕

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監督:フリッツ・ラング
製作:ウォルター・ウェンジャー
原作・脚本:ジーン・タウン/グレアム・ベイカー
撮影:レオン・シャムロイ
音楽:アルフレッド・ニューマン
出演:ヘンリー・フォンダ/シルヴィア・シドニー
   ウィリアム・ガーガン/バートン・マクレーン
   ジーン・ディクソン/ジェローム・コーワン
   マーガレット・ハミルトン/ウォード・ボンド
   グイン・ウィリアムズ/ジャック・カーソン

詳しい作品情報はこちら
    ⇒IMDb(英語)


ネタバレ注意!ラストまで語ってますので、知りたくない人は読まないでください。

フリッツ・ラングがナチスの台頭を嫌って渡米したのは1934年。『激怒』に続くハリウッド二本目の作品がこの『暗黒外の弾痕』。戦前戦後の暗い世相をヨーロッパ出身の監督がハリウッドに持ち込んだことがフィルム・ノワールというジャンルが生まれたきっかけと言われていますが、フリッツ・ラングはまさにその中心人物。それなのに、これまであんまり面白い作品観てなかったんですよ!

これまでこの”オールド・ムービー・パラダイス!”では、『復讐は俺に任せろ』('53)『仕組まれた罠』('54)という二本のラング作品について感想をアップしましたが、どちらも★3つ。可もなく不可もなし。『仕組まれた罠』では、グロリア・グレアムという今まで知らなかった魅力的な女優を発見し、ブロデリック・クロフォードの駄目になっていく人間の演技も良かったのですが、映画全体としてはこじんまりとした感じ。『復讐は俺に任せろ』も同様でした。なんかこう、キューってくる感動とか、おお!という驚きとか、感情の振幅を広げてくれないんですよね。整ってるけど。さて、この作品はどうでしょう。

強盗常習犯で服役中のエディ(暗いぞ!ヘンリー・フォンダ)は、晴れて釈放となり弁護士事務所で働く婚約者ジョー(シルヴィア・シドニー)と結婚。意気揚々と新婚旅行に向かうが、前科者であるという理由で旅先の宿から追い出されてしまう。その後、彼は運送屋でトラック運転手として働き始めるが、二人で新居を物色していて仕事が遅れ、一方的に解雇される。何度も謝罪するが許されず、逆上した彼は上司を殴り倒して出ていく。そうと知らないジョーは、まだ前金しか払っていない新居に移り住み、いそいそと新婚生活の準備を始める。週末までに残金を払わなければいけないエディは、またしても悪の道に誘惑されはじめる。やがて起きた凶悪な銀行強盗、ジョーのもとに逃れてきたエディは、犯人は自分ではないと主張する。ジョーは、無実ならば自首するべきだと説得し、彼は裁判を受けるのだが、ここでも前科のあることが災いし死刑を宣告されてしまう。。。

物語後半は刑務所を脱走したエディとジョーの逃避行になるのですが、二人の姿に目頭が熱くなるんだなぁ。前科者エディに対する世間の目はどこまでも冷たくて、疑心暗鬼から助かるチャンスもフイにし、逃避行を続けるうちにやってもいない罪まで彼らのせいにされ、もうどこにもエディの行くべき道はない。彼らに押し入られたガソリンスタンドの店員が盗られてもいない現金を被害申告するときのうすら笑い。エディに対する世間の冷たさが凝縮されています。ワン・ショットを実にたくみに語らせます。ヘンリー・フォンダの異様に暗い表情(目線が特に暗い)、登場シーンからいきなり暗いオーラを放っていましたが、後半になるとその異常なくらいの暗さがまさにぴったりのストーリー展開になってきます。

そして、ジョー。シルヴィア・シドニー。一度は彼女のせいでどん底に落ちてしまったエディを二度と見捨てないと誓った彼女は、とことん彼と一緒にいようとします。身重なのに、車の中には雨風が吹き込む・・・泣。どことも知れない朽ち果てた炭焼き小屋で子どもを生み、ボロ毛布に包まって・・・。エディが彼女にできることは野に咲く花を摘んで小さな花束を作ることくらいしかない。それでも、ジョーはエディに微笑みかけます。生まれたばかりの赤ん坊にも微笑みかけます。なんてやさしくて、幸せそうで、いい笑顔なんだ・・・大泣。幸せだった頃の屈託のない笑顔も良いが、後半の彼女の笑顔は女神の笑顔ですな。もう人のものではない。

シルヴィア・シドニーはヒッチコックの『サボタージュ』(前年の'36)で観かけて以来。その時は「え?子ども?」って感じでユニークな(変な)女優という印象だったのですが、この作品では、無邪気で世間知らずなお嬢さんから一人の男をとことん愛し抜く女神のような女への変貌を見事に演じています。ファンになってしまいましたあ。こっち向いて笑ってほしい!(ちなみに、前半の舌足らずなしゃべり方もマニアックに良いが・・。)

映画の後半になると、もう二人の運命は容易に想像することが出来ます。この流れは『俺たちに明日はない』につながっていくんだろうなぁ・・・と思っていたら、このストーリー自体がボニー&クライドの事件を下敷きにしてるんですか?ほんとに?うーん、さもありなん。うまく逃げおおせたかに見えた二人は、ジョーの何気ない行動(ああ、またしても運命が・・・)が元で一気に破滅へと向かいます。この時のタバコ屋の看板の見せ方が面白い。バリケードを突破して、二人とも警官にマシンガンで撃たれているのに、お互い相手を心配させまいと撃たれたことを言わない・・・・。ここに来て、ついに涙あふれましたよ。このラストシーンは、『俺たちに明日はない』のショッキングなラストよりもジーンと内側から響いてきますね。神父の声もまた良い。

フィルム・ノワールは、1941年の『マルタの鷹』が始まりと言われているので、37年のこの作品は含めないのかもしれませんが、まあ、そんな細かい話はどうでも良い。刑務所の霧とサーチライトのイメージやヘンリー・フォンダの暗さとどんどん追い詰められていく閉塞感、ラストシーンのむなしさなどは間違いなくノワールの香り。その後の作品に大きく影響していることはまちがいないでしょう。しかも、これまで観てきた中でも1・2を争う素晴らしさでありました。

前回、『消された証人』がコケたおかげで思わず良い作品にめぐり合って良かった。ありがとうジンジャー・ロジャース!大満足しましたので1940・50年代フィルム・ノワール特集はいったん終了にしたいと思います。まだまだ未見の傑作はたくさんあるのですが(特に40年代のラング作品を一つもラインナップしていないのはあまりにも間抜け・・・)、それはまた今後のお楽しみということにいたしましょう。★★★★★

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