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#0069『フェティッシュ』レブ・ブラドック監督 1996年アメリカ

フェティッシュ
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監督:レブ・ブラドック
製作:ジョン・マース/ポール・プーグ
製作総指揮:クエンティン・タランティーノ
脚本:レブ・ブラドック/ジョン・マース
撮影:スティーヴン・バーンスタイン
美術:ウェンディ・マカロック
衣裳:ビヴァリー・ネルソン・サフィア
音楽:ジョセフ・ジュリアン・ゴンザレス
プロダクションデザイナー:シャーマン・ウィリアムズ
録音:ピーター・デルヴィン
出演:アンジェラ・ジョーンズ/ウィリアム・ボールドウィン
    バリー・コービン/メル・ゴーラム
    ブルース・ラムゼイ/ロイス・チャイルズ
    ケリー・プレストン

ラテンの陽気なダンスミュージックに乗って、登場するのは二人の超フェチな男女。

男は、金持ち女の首を切り落とすことに無上の快感を感じる”ブルー・ブラッド・キラー”と呼ばれる、男前の連続殺人鬼ポール。女は、血まみれの殺人現場を見るとワクワクし、"切断された首が今際の際に何かしゃべるのかどうか"知りたくてしょうがない変わり者、あっけらかんと明るいガブリエラ。

この取り合わせが最高にブラック&アブノーマルなコメディ作品。殺人鬼ポールは、とにかく金持ち女がもだえ苦しむのを見たい。なので、日本刀で何回も突き刺して、はいずり逃げ回る女をじわじわいたぶり最後に首を切る。だから、殺しの現場は血まみれの大惨事になる。

当然、汚れた現場は誰かが掃除しなければいけないのだが、アメリカには殺人現場専門の清掃会社があるらしい。ガブリエラは現場見たさにそういう清掃会社に就職。誰もが嫌がるポールの殺人現場担当にいそいそ志願する。あまりに明るく手を上げるガブリエラに、思わず彼女の仕事適正を疑う社長がおかしい。

さて、クライマックスは4人目の殺しの現場で出会ってしまうポールとガブリエラ。ラスト20分は、殺人フェチと殺人現場フェチの二人だけのシーン。

純真な子供のような好奇心で、殺しの状況を想像し、自ら再現してみるガブリエラ。テープレコーダー持参でラテンBGMを流し、「ああ、そうか、ここで身をよじって逃げたのね・・・」などとやっているうちに身体はだんだんリズムに乗り始める。

それを物陰から見つめていたポールが、ついに我慢できなくなって彼女の目の前に登場。

「・・・なにしてる?」
「・・お・・踊ってたの。。」

爆笑の会話を皮切りに、二人は殺人現場で踊り始めて、もうアブノーマルさも最高潮。

稀代の殺人鬼と踊るタンゴに、顔を引きつらせながらもやっぱり殺しの様子を聞かずにおれないガブリエラ。あまりに熱心に質問されるので、解説しながらだんだん興奮してくるポール。このダンスシーンは、かぶりつきで見てしまうこと間違いなし。

徐々に好奇心が恐怖心に勝っていくガブリエラの様子を、なにがすごいって演じるアンジェラ・ジョーンズの顔芸がすごい。ラストワンシーンの表情まですべて絶品。文句なし。

監督のレブ・ブラドッグは、映画学校の卒業制作で本作の元となる短編を製作。それを大いに気に入ったタランティーノ(彼が気に入るのも良くわかる・笑)のバックアップで本作の監督を務めた。文字で書くとおどろおどろしいが、陽気な音楽にストーリーのテンポもよく映像センスも良いと見た。ラスト20分のシーンをここまで仕上げた腕前はかなりだと思うのだが、後続作品は発表されていないようで残念。とにかくこの映画は面白い。★★★★☆

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フェティッシュフェティッシュ
(2007/05/25)
アンジェラ・ジョーンズ、ウィリアム・ボールドウィン 他

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

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おお、これはうれしい!

豆酢さん、TBコメントありがとう。いやー、好きですかこれ、うれしいですねぇ。良く出来た作品なのに、意外と知られてないんじゃないかな、これ。豆酢さんは知っているかもしれませんが、漫画家の吉野朔実さんが書いた「こんな映画が、」と言うマイナー名作映画ガイドのような本があって、その本にこの作品が紹介されてました。
確かに映像センスは抜群ですね。なのにやはり一発屋でしたか。残念。

きゃー!うれしいー!
これ私も大好きです!好きすぎてうちでも取り上げましたので(笑)、TBを送ってみました。このときのボールドウィンが一番かっこいいと信じてます(大笑)。

ひょっとしたらタラちゃんより映像センスはいいかもしれないのに、ブラドック監督が文字通り一発屋になってしまったのが残念でなりません(笑)。アンジェラ嬢の個性もすごかったですが、脇の役者さんたちもいい味を出していて唸りましたね。
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