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#0064『301,302』パク・チョルス監督 1995年韓国

<strong>301302</strong>
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監督:パク・チョルス
製作:パク・チョルス
脚本:イ・スォグン
撮影:イ・ウンギル
出演:パン・ウンジン
    ファン・シネ
    パク・ヨンノク


ネタバレ注意!ストーリーを知りたくない方は読まないで下さい。


韓流(もうこの言い方もあんまり聞かない?)というと、二枚目の俳優さんたちが出てきて、あまーいラブストーリーを展開というイメージが(私には)あるのですが、韓国映画には人間のグロテスクな部分をドロドロに描いたエグイ作品もけっこうあるんですよね。これもその一本。この作品を観た時点では、主演女優二人に関する知識が無かったのですが、ファン・シネはダイエットの世界でも有名で、いまだにカリスマ的な人気を保っており、一本のパン・ウンジンは映画監督としても活躍しているようです。この作品DVDを手放してしまって再見できないんですが、もう一度見たいなぁ。

以下は、”カルトでも、インディーズでも、アートでも(C.I.A)"からの転載です。


過食症のソンヒ(301号室)と拒食症のユニ(302号室)。二人ともに心を病んでいる。それぞれつらい過去があるのだが、その経緯についてはパン・ウンジン/ファン・シネ両女優の鬼気迫る演技が見事。

パン・ウンジン演じるソンヒは幸せに結婚するが、次第に夫とすれ違い始める。夫の愛をおいしい食事を作ることでつなぎとめようとするソンヒ。しかし、それすら疎まれたとき、ソンヒは食べてもらえなかった料理をがつがつと食べ始める。過食に陥る瞬間の彼女の演技はあまりに悲しくて息を呑む。

一方、ユニ(ファン・シネ)は、母が再婚した肉屋の義父に犯され続けて心を病んでいくが、拒食に至った経緯は明らかにされていない。が、裸のユニが義父に後ろから抱えられて、無理やりがっがっと包丁で何かを切り刻んでいるシーンが何回も登場する。

・・・・なにを・・・・刻んでるんだろう?

精肉作業を無理やり手伝わされているのかと思ったがいかにも不自然だ。性的に虐待している娘に仕事の手伝いをさせているシーンというのも意味がない。彼女のトラウマを象徴するのは間違いなくこのシーンのようだから、これがユニの拒食と関係していなければならない。

そういえば、、義父の肉屋でふざけて冷凍庫に隠れ、凍死してしまう女の子がいた。この女の子の事故死後の経緯が語られていないが、事故が発覚したような気配もない。そうすると、ユニが刻んでいたのは・・?刻んだあとは・・どうした・・・?

ユニの水しか受け付けないほど深刻な拒食の原因は、なにかとんでもないものを食べてしまったからではないのか?

そう考えて見ると、ユニの経験した地獄はソンヒのそれをはるかに上回り、支配しようとしたソンヒがやがてユニに主導権を奪われていくのは必然だったのではないかと思える。

ユニの最後の陶酔の表情は、地獄のような罪の意識から開放される喜び。この映画の結末にはおぞましいくらいの説得力がある。★★★★☆
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