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#0116『三十九夜』アルフレッド・ヒッチコック監督 1935年イギリス

三十九夜
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2005年10月ですから、ブログをはじめた月に9番目の記事として“オールド・ムービー・パラダイス!”にアップしたものです。なんか、今読むと恥しい~(苦笑)。しかし、そこはブログの完全統一を目指して、お粗末ながら。。。しかし、ヒッチコックの作品はもう一度観ないといけない頃に差し掛かっているなと、この記事読んでてそんな気がしてきた。


以下、転載文。


劇場で知り合った女性に頼まれ、自宅につれてきたカナダ人外交官ハネイ。話を聞いてみると、女性はイギリスのスパイで、ある国家機密をめぐって命を狙われているという。確かに、窓の外には怪しい人影。そして、あろうことか彼女はその夜、背中にナイフをつきたてられて死んでしまいます。疑われたハネイは辛くも自宅を脱出し彼女の代わりにスコットランドに行こうとします。警察とスパイ両方の執拗な追跡はどんどん彼を追い詰めていき・・・。最後の秘密の隠し方は奇抜。

イギリス時代後半の作品ですね。前年に、「暗殺者の家」があります。暗殺者の家は、イギリス時代におけるヒッチコック最高のヒット作となりましたが、その実績により、本作以降は自由にテーマを選べる立場になったということです。本作はヒッチコックが名監督として世に認められた第一作ということですね。その記念すべき第一作に選んだのが、崇拝するジョン・バカンの「39階段」。

ちなみに、主人公のハネイはバカンの原作「39階段」では鉱山技師ですが、この事件を機にイギリス情報部のスパイとなり、その後一流のスパイとして立派に5つの長編の主人公を務めたということです。本作のハネイの艱難辛苦を見ているとさもありなんと納得しますね。

”どこかで見たシーン”が満載!典型的な巻き込まれ型サスペンス。逃亡につぐ逃亡、危機一髪の脱出、手錠につながれた主人公とヒロイン、逃亡の中で徐々に形成逆転し犯人を追い詰めていくスリル。ヒッチコック自身が「北北西に進路を取れ」の下敷きに用いたばかりでなく、最近でも同様の趣向をいろいろな映画・ドラマで見かけます。そういう意味では、現在のサスペンスドラマ(映画も含めて)の源流となった映画であるといえますね。

また、ドラマの密度が濃いのが特徴です。枝葉(経緯や背景説明)をばっさり省いて、サスペンスフルな場面のみを次々と見せていくという感じで、ワンシーンも見逃すことができません。ヒッチコック自身が「(もっとも)らしさなんて追求しても時間の無駄だ」と言い切っていますが、このあたりがヌーヴェル・ヴァーグに大きな影響を与えたコアの部分なんですね、きっと。

個人的にはほんのちょっとだけ息継ぎのできるシーンも混ぜてくれてもいいかなと感じたのは事実ですが、どこまで逃げても現れる追っ手の影と次々繰り広げられるイベントにぐぐっと引き込まれていく感覚はさすがヒッチコックです。後に続くヒッチコック・スタイルはこの映画ですでに力強く形になっております。★★★★☆

<スタッフ&キャスト>
監督:アルフレッド・ヒッチコック
原作:ジョン・バカン
脚本:チャールズ・ベネット/アルマ・レヴィル/イアン・ヘイ
撮影:バーナード・ノールズ
音楽:ルイス・レヴィ

出演:ロバート・ドーナット
    マデリーン・キャロル
    R.マンハイム
    ペギー・アシュクロフト
    マイルズ・メイルソン


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