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#0122『大いなる幻影』ジャン・ルノワール監督 1937年フランス

大いなる幻影
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2006年9月に掲載した当時は、同じくルノワールの『素晴しき放浪者』の伸び伸びとした魅力が忘れられず、あまりこの作品の記事が書けませんでした。でも、今から思い直すとしみじみといい映画でしたね。国境を越えていくラストシーンも◎。

以下、転載文。

ネタバレ気味です

名作ですね。しかし、個人的に『素晴しき放浪者』からルノワール作品に触れたために、あまりの正統派ぶりに”えっ”って感じがしているのも確か。初球にものすごいフォーク見せられて、二球目も変化球に構えてたらど真ん中のストレートで思わず腰が引けて見逃した、ってそんな感じですか。

捕虜収容所でのフランス将校ボアルデュー大尉(ピエール・フレネー)とドイツ将校フォン・ラウフェンシュタイン大尉(エリッヒ・フォン・シュトロハイム)の交流が心に残りますね。

貴族としてお互いに尊敬しあいながらも、脱出を図るボアンデューを阻止しようと、ラウフェンシュタインは彼を拳銃で撃ちます。ベッドに横たわるボアンデューを見舞うラウフェンシュタインの心情が悲しくてね、ボアンデューが亡くなった後に、大事にしていたゼラニウムの花を切るラウフェンシュタインの姿は記憶に残る名シーンだと思います。

1937年といえば、ジュリアン・デュヴィヴィエ監督の「望郷」と同じ年の作品。どちらもジャン・ギャバンが出演していますが、彼の魅力は「望郷」の方に軍配が上がるかなと感じました。ここではやっぱりエリッヒ・フォン・シュトロハイムとピエール・フレネーが全然素晴らしい。

それと、脱出のためのトンネル堀りで彫った土を外に捨てて熊手で地ならしするところや、収容所長が捕虜の脱走歴を読み上げるところなんかは、『大脱走』lに影響を与えてるみたいですね。

ただし、脱出手段としてトンネル堀りがど真ん中に描かれていた「大脱走」とちがって、トンネル完成直前に他の収容所に移されてしまって、もう一歩で完成だったトンネルがなんの役にも立たないあたりは、やっぱりフランス映画は一筋縄じゃいかないもんだと妙に感心してしまいました。★★★★☆

<スタッフ&キャスト>
監督:ジャン・ルノワール
脚本:ジャン・ルノワール/シャルル・スパーク
撮影:クリスチャン・マトラ/クロード・ルノワール
音楽:ジョセフ・コズマ
 
出演:ジャン・ギャバン/ピエール・フレネー/
エリッヒ・フォン・シュトロハイム/ディタ・パルロ/
ジュリアン・カレット/マルセル・ダリオ/ジャン・ダステ/ガストン・モド

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ジャンル : 映画

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グリーンベイさん、こんにちは。

この記事、十分書けてないんですよねぇ。自覚してます。作品のほんの一部しか触れてないと思います。ルノワールの最高傑作ですか。。。個人的には、『素晴しき放浪者』そして『ゲームの規則』のインパクトが強くて、ルノワールが作った作品として『大いなる幻影』に入り込めてないんですよ。要するに”観たりてない”ということですね。再見の上でもう一度記事にしたい映画です。

FROSTさん・・・今晩は。
うーーーん。監督の最高傑作にとどまらず映画史の残る名作ですね・・・。
捕虜収容所を舞台にしているが、所謂、戦争映画ではない・・・。FROSTさんが触れていないが・・・映画少年グリーンベイが強く印象に残っていることは・・・ドイツの農家の母子(データ・パーロ嬢)とジャン・ギャバンとの恋である。人を好きになることは・・・戦争も身分も国境も関係のない、極自然なことであるからして・・・心打たれるのである。
別れ際、マレシャルがエルザに「戦争が終わったら必ず戻ってくる」と云っても・・・それが幻影であっても・・・余韻タップリな哀しいラストだった・・・。
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