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#0135『美女ありき』アレクサンダー・コルダ監督 1941年イギリス

美女ありき

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2006年1月の記事です。たしかに、ヴィヴィアン・リーの大ファンには違いないのですが、それにしてもこの記事は彼女のことしか書いてありませんでした・笑。機会があれば再見して映画の記事書きます。


以下、転載文。


メロドラマの傑作中の傑作『哀愁』の翌年1941年に製作された本作は、イギリスの英雄ネルソン提督とエマ・ハミルトン夫人の恋愛に関する実話を映画化したものです。『哀愁』におとらずすばらしい悲恋の物語でした。

ネルソン提督にローレンス・オリヴィエ、エマにヴィヴィアン・リーが扮していますが、実生活でも二人は前年の1940年に結婚しています。二人とも家庭がある身の不倫関係で、’37年の『無敵艦隊』での共演がきっかけとなって交際がはじまり、『嵐が丘』撮影のためハリウッドに渡ったローレンス・オリヴィエを追いかけてヴィヴィアンも渡米。映画における役柄と同様に激しい恋の末の結婚だったようです。

1939年の『風と共に去りぬ』、40年の『哀愁』、41年の『美女ありき』とこの三年間は彼女にとって最高の年だったのでしょう。その美しさは輝くばかりで、演技も年々成熟していきます。

トラファルガーの海戦でネルソンが戦死したことを伝令仕官から知らされるヴィヴァン・リーの表情が特に印象的でした。一言も発せず、眉一つ動かさず。半ばうつろになった表情でじっと報せを聞き、夢遊病者のようにカーテンを閉め、その場にばったりと倒れる。

あまりの悲しみに魂が抜けたような表情を見せるときの彼女の演技は他の誰にも真似ができませんが、その中でもすばらしい場面だったと思います。

その後、ヴィヴィアン・リーの人生は過労による流産、結核、躁うつ病、裁判、そして最後オリヴィエとの離婚、孤独な死、と暗い色彩を帯びていきます。前にレビューした『アンナ・カレニナ』が撮られた1948年は結核と躁うつ病をオリヴィエと二人で乗り越えてきた時期にあたり、悲劇のヒロインを演ずる卓越した演技力は健在ながら、やはり容貌からは華やかさが消えて暗い翳りが見えます。無理もないかもしれませんが、やはりファンとしては悲しい気持ちになりますね。

ということで、ヴィヴィアンファンとしてはやっぱり次はこれを観ないといけませんかね。6年位前に見たときに、ヴィヴィアンのあまりの姿にショックだったので、しばらく見るつもりはなかったのですが。『欲望という名の電車』。ヴィヴィアン・リーの悲しい人生の最終章に撮られた作品ですね。この作品で二度目のアカデミー賞を獲得しています。

その後2本出演作があるものの、一本は落ちぶれたかつての人気女優の役、もう一本はついに助演の立場になっているようで、ちょっとつらくて見れないと思います。

ということで、美しさにあふれた幸せ絶頂の時の彼女を観た直後にもってくるのは非常に厳しいのですが、次回は『欲望という名の電車』。マーロン・ブランドのいやな奴ぶりも見ものです。★★★★☆

<スタッフ&キャスト>
監督:アレクサンダー・コルダ
製作:アレクサンダー・コルダ
脚本:ウォルター・ライシュ/R・C・シェリフ
撮影:ルドルフ・マテ
音楽:ミクロス・ローザ
 
出演:ローレンス・オリヴィエ/ヴィヴィアン・リー
   アラン・モーブレイサラ・オールグッド
   グラディス・クーパーヘンリー・ウィルコクソン
   ヘザー・エンジェルハリウェル・ホッブス
   ギルバート・エメリーマイルズ・マンダー
   ロナルド・シンクレアルイス・アルバーニ

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