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#0139『疑惑の影』アルフレッド・ヒッチコック監督 1942年アメリカ

疑惑の影
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これもブログをはじめた月(2005年11月)に書いた記事です。懐かしい。。。
記事中に書ききれていませんが、冒頭(だったかな)、叔父チャーリーが尾行する刑事をまくシーンが確かあって、その映像がすごく好きなんですよね。

以下、転載文。

【ネタバレ注意】

「世の中はそんなに悪くないよ。ただ、だれでも正気を失う危険性はある」

カリフォルニア州サンタローザ。その街で家族と共に平凡に暮らす長女チャーリーは、突然やって来た叔父に秘密の匂いを嗅ぎとる。やがて二人の刑事が現れ、チャーリーは叔父に未亡人殺しの疑いがかかっている事を知る。明るい日常生活の中でチャーリーひとりが、叔父が殺人犯かどうかの疑惑にさいなまれていく……。(allcinemaより)

ヒッチコック映画の中ではかなり”地味”な部類に入るのかもしれません(昨日”海外特派員”を観たばかりなのでそう感じるのかもしれませんが)。ひとつの家族の中でほとんどの物語が進行していきます。明るい平凡なアメリカ人一家と彼らが愛するチャーリー叔父(ジョセフ・コットン)。幸せな一軒の家の中に殺人鬼が潜んでいるわけですが、そのことにより派手な事件が起きるわけでもなく、衝撃的な映像も何一つありません(ラストは別かな)。

家族の中で一番叔父を慕っている長女チャーリー(テレサ・ライト)が、叔父の犯行に気づき、疑惑が確信に変わり、確信したことで逆に叔父に追い詰められていきます。他の家族は二人の関係と心理の変化に一切気づかないわけですが、そのことが実に息苦しいようなシチュエーションを作り上げています。

叔父がチャーリーの家に来てから、割と早い段階で刑事が現れます。刑事たちはすでに叔父が犯人ではないかと目星をつけているのですが、内偵中に他州で殺人容疑者が追い詰められ飛行機のプロペラに巻き込まれて死亡したという情報が入ってきます。このことで、一度は追い詰められたかに見えた叔父は自由の身となり、真実を知るチャーリーは絶望的に危険な立場に追い込まれます。それまで、チャーリーは叔父が犯人とは知りながら、何とか逃がしたいと葛藤しているわけですが、この後は一気に身に迫る恐怖と闘うことになります。このあたりのチャーリーの心理的な変化がテレサ・ライトの名演技とあいまって非情に印象的です。

今回のヒッチコックは、様々なキーアイテムによって織り成されるシチュエーションと心理変化を見事に描いた佳作でした。私は”メリー・ウィドウ(陽気な未亡人)の曲を知らなかったため、面白さを何割分か味わえなかったのが残念でした。★★★★☆

<スタッフ&キャスト>
監督: アルフレッド・ヒッチコック
製作: ジャック・H・スカーボール
原作: ゴードン・マクドネル
脚本: ソーントン・ワイルダー/アルマ・レヴィル/サリー・ベンソン
撮影: ジョセフ・ヴァレンタイン
音楽: ディミトリ・ティオムキン/チャールズ・プレヴィン
 
出演: テレサ・ライト/ジョセフ・コットン
    マクドナルド・ケリー/パトリシア・コリンジ
    ヘンリー・トラヴァース/ウォーレス・フォード
    ヒューム・クローニン

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