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#0194『第三の男』キャロル・リード監督 1949年イギリス

第三の男
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2006年1月の記事を再掲します。この作品のDVDがなくなってしまって再見できない!500円DVD(キープ社)は、後半で音声と字幕がずれるんですよね。きちんと収録されているものを買うことにします。


以下、転載文。


アメリカの三流小説家ホリー(ジョセフ・コットン)は、友人ハリー・ライム(オーソン・ウェルズ)を頼ってウィーンにやってくるが、到着早々ハリーが事故死したことを告げられる。しかし事故にはどうも不審な点があり、ホリーは独自に真相を追う。やがてハリーの事故死の現場に正体不明の第三の男がいたことを突き止めるのだが・・・。

ストーリー、カメラワーク、音楽、演技・・・どれをとっても見所聴き所満載。映像の美しさについてはすでによく語られているのですが、それでもやっぱり映像とカメラワークがすばらしい、と書かざるを得ません。撮影のロバート・クラスカーがオスカーを受賞しています。私自身は映画のカメラワークに関する技術的な知識はほとんどなく、映画自体のよしあしはストーリの出来具合(自分自身の経験や感性と照らし合わせて共感・感動できるかどうか)と俳優と演技で判断しているところがありますが、本作では戦後のウィーンの町並みを生かした映像の美しさにまず目を奪われました。素人でもこれだけはっきりとわかるんですから、映画における撮影や映像のことがわかる人にとってはたまらない魅力があるでしょうね。

舞台は第二次大戦後は英米仏ソ4カ国に共同統治された暗い時代のウィーン。見上げる視線の先の部屋の窓や見下ろす先の石畳の舗道、そういう何気ないショットからでも街の暗い重苦しさが実に良く漂ってきます。そこにさす光と影の美しさはすばらしく、闇の中から窓の明かりに照らし出されるオーソン・ウェルズや走り去っていく彼の影などは思わずため息が漏れるくらいの映像美。

”白黒映画はカラー作品とはまったく異なるジャンルの映画である”といわれることがありますが、カラーでは絶対に撮れない美しさがあるものだと改めて思い知らされました。白黒映画を観たことがないとか、なんとなく苦手だという人にぜひ見て欲しい作品です。

中盤くらいまでしか観ていないのかと思ったら、ラスト近くの指のシーンや有名なラストシーンも記憶にありましたね。ストーリーはほとんど抜け落ちて忘れたましたが^^; 

オーソン・ウェルズばかりに目が行きがちですが、ヒッチコックの『疑惑の影』 以来のジョセフ・コットンのうまさも印象的でした。『疑惑の影』 では全身から静かな異常さ・怖さを発散していましたが、一転して少しお人よしでかつ強情な役柄を見事に演じていました。ラストシーン、ああなるのはわかっていてそれでもアリダ・ヴァリを待つジョセフ・コットンの姿と1本のタバコが。。。★★★★★

<スタッフ&キャスト>
監督:キャロル・リード
製作:キャロル・リード/デヴィッド・O・セルズニック/アレクサンダー・コルダ
原作:グレアム・グリーン
脚本:グレアム・グリーン
撮影:ロバート・クラスカー
音楽:アントン・カラス
 
出演:ジョセフ・コットン/オーソン・ウェルズ
   アリダ・ヴァリ/トレヴァー・ハワード
   バーナード・リー/ジェフリー・キーン
   エルンスト・ドイッチュ

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