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#0203『アンナ・カレニナ』ジュリアン・デュヴィヴィエ監督 1948年イギリス

アンナ・カレニナ
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官僚カレーニン(ラルフ・リチャードソン)の妻アンナ(ヴィヴィアン・リー)は才気あふれる魅力的な女性であるが、仕事一辺倒の夫との中は今ひとつうまくいっていない。モスクワの兄を訪れたアンナは、駅で義理の妹キティ(サリー・アン・ハウズ)の婚約者ヴロンスキー大尉(キーロン・ムーア)と出会う。ヴロンスキーは、婚約者のある身ながらアンナに一目で魅せられてしまう。彼の必死の求愛は、夫との仲に不満を持つアンナの心を徐々に引き寄せ、ついには家族を捨てて駆け落ちするに至る。幸せをつかんだかに見えたアンナだが、罪の意識と世間の中傷が徐々にアンナを押しつぶしていく・・・。

トルストイ原作のアンナ・カレニナ、7回映画化されているのだそうです。古くはグレタ・ガルボ(1927年サイレント、1935年トーキー)、新しくはソフィー・マルソー、ショーン・ビーン(1997年)。今回は1948年の、ジュリアン・デュヴィヴィエがヴィヴィアン・リーを主演に撮った作品。

何度かブログでも書いていますが、ヴィヴィアン・リーはかなり思い入れのある女優です。中学生の頃深夜テレビで放映されていた『哀愁』(マーヴィン・ルロイ監督 1940年)で初めて知ったヴィヴィアン・リー。オールド・ムービーとの出会いもこの作品でした。ビデオ録画して何回も観ましたね。親に隠れてこっそり観てはラストシーンに感動してよく泣いてました・笑。

ということで、オールド・ムービーの原体験はヴィヴィアン・リーにあるといってもいいくらいなのですが、本作のアンナも『哀愁』のマイラにかぶりますねぇ。ともに主人公として同じ結末を迎えるわけですが、徐々に追い詰められていって、もう我が身に救いは何もないのだと悟る瞬間の喪失感というか絶望感というか、ヴィヴィアン・リー以外にこれほどの感情表現ができる女優はいないだろうと思います。

ヴィヴィアン・リーは51年に『欲望という名の電車』で二度目のオスカー(一回目は39年の風と共に去りぬ)を獲得するなど女優として活躍しましたが、私生活においては結核に苦しんだり、熱愛の末結婚したローレンス・オリヴィエとの離婚、鬱病など波乱も多く、67年に必ずしも幸せではない末期を迎えたようです。本作や『哀愁』で演じた悲劇のヒロインたちと通ずる人生を送ったことに感慨を覚えます。

さて、ヴィヴィアン・リーの演技には一もニもなく大感動なのですが、ストーリーの方は残念ながらかなり中盤が辛いです。アンナがヴロンスキーの愛を受け入れる決心をしてから、ヴェネチアでの駆け落ち生活を経てモスクワに戻ってくるまでの間にさまざまなイベントが起こります。アンナの病気やヴロンスキーのピストル事故(自殺未遂??)、義理の妹の結婚などなど。盛りだくさんなのですがそれぞれのつながりが良くないため観ているほうは若干おいていかれ気味です。このあたりのエピソードを整理して1時間半くらいの作品にしたほうがよっぽどすっきりしてよかったと思いますね。

ジュリアン・デュヴィヴィエは『舞踏会の手帳』や『アンリエットの巴里祭』をはじめとして、ストーリー作りや演出に大いにに秀でた監督という認識があるのですが、本作ではヴィヴィアン・リーの名演が目立つのみでストーリー面でも、演出面でも今ひとつぴんとくるものがなかったように思えます。物語の前半でアンナの最後を暗示する出来事やセリフがいくつか出てきて、ラストシーンではその暗示がいかにも効いてきます。このあたりはトルストイの原作もさることながら、デュヴィヴィエ監督の冴えなのかなと感じたのは確かですが、全体的には今ひとつという感じでしょうか。★★★☆☆

■■2010/12/3再見しました。Twitterログ■■にほんブログ村 映画ブログへ

久しぶりにクラシック見たけど大満足。やっぱりいいわ。 【アンナ・カレニナ】http://ow.ly/3k5w6 #eiga
posted at 15:01:55

ヴィヴィアン・リーは実生活でも破滅したから。ほんとに美しい。 【アンナ・カレニナ】http://ow.ly/3k5ud #eiga
posted at 14:58:41

破滅する人は美しいってことか、最後に汽車を見上げたヴィヴィアン・リーの表情が忘れられない。思いつめて、あきらめて、自得したようにも見える表情。 【アンナ・カレニナ】http://ow.ly/3k5tA #eiga
posted at 14:57:57

アンナを支えきれなかったヴロンスキーに非があるかと問われるとなぁ。よほど人間ができていないと無理だろうと。しかし、そんなに人間ができているならそもそも不倫なんてしないんじゃないかというジレンマ。  【アンナ・カレニナ】http://ow.ly/3k5op #eiga
posted at 14:48:02

「ある人は深刻に考えすぎ悲劇を演じる。ある人は気楽に楽しむ」。気楽に楽しむ人は物語の主人公にはならんな。きっと。その方が普通だからなだな。 【アンナ・カレニナ】http://ow.ly/3k5nr #eiga
posted at 14:45:20

自滅っていうことだけどねぇ。愛する人に「自虐が好みなら、何もできない」なんて言われたらつらい。つらすぎるよ。 【アンナ・カレニナ】http://ow.ly/3k5hP #eiga
posted at 14:29:03

人生という書物を彼女に読ませていた灯りは、ひと時燃え上がり闇を照らし、永遠に消えてしまった。 【アンナ・カレニナ】http://ow.ly/3k5ft #eiga
posted at 14:22:29

皆から祝福されるキティの婚礼の馬車と、人目をはばかるアンナとヴロンスキーの馬車。この対比も映画チックでいいな。【アンナ・カレニナ】http://ow.ly/3k4Uu #eiga
posted at 13:42:33

軽蔑しているか?裏切られた夫に品性を求めるな。  【アンナ・カレニナ】http://ow.ly/3k4IT #eiga
posted at 13:18:32

夫カレーニンは、アンナの行動を正しいか正しくないか、世間から疑われるかそうでないかで、すべて語ってる。きわめて男性的な思考かもしれないなぁ。 アンナの頭の中にはすでに正しいかどうかなんてない。 馬車の中。 【アンナ・カレニナ】http://ow.ly/3k4HH #eiga
posted at 13:15:07

競馬のシーンは、ヴロンスキーの騎乗に期待と心配の入り混じるアンナの表情演技が見もの。ヴィヴィアン・リーは、感情表現が見たくて出演作品見るようなもんなんだな。 【アンナ・カレニナ】http://ow.ly/3k4Gm #eiga
posted at 13:11:07

すでに、ヴロンスキー伯爵に心が移っているアンナ。追求する夫がベッドで呻吟する様子を横目に見て、明かりを消して、暗闇でうっすらと微笑む。数秒のシーンだけどものすごく語るね。 【アンナ・カレニナ】http://ow.ly/3k4Ae #eiga
posted at 12:59:56

焦点を失ってうつろな表情のヴィヴィアン・リーが大好きです。【アンナ・カレニナ】 http://ow.ly/3k4tU #euga
posted at 12:48:58

一度目見たときは、アンナが不倫の恋に落ちる理由が今ひとつ良くわからなかったんだけど、オペラに行く前の夫とのシーンは説得力があるのを発見。夫が、アンナを想うたった一言を発していれば、こうはならなかったんだなぁ。【アンナ・カレニナ】http://ow.ly/3k4qZ #euga
posted at 12:46:47

キティ役の、サリー・アン・ハウズがかわいい。20年後のチキ・チキ・バン・バンでは立派なおば(あ)さん役で出演。【アンナ・カレニナ】 http://ow.ly/3hn1E #eiga
posted at 19:42:05

平日ではあるが、映画を一本無作為チョイス。ジュリアン・デュヴィヴィエ監督【アンナ・カレニナ】またクラシックなのひいたなぁ。ガルボじゃなくて、ヴィヴィアン・リーね。いいんだけど今日のだらだら気分で最期まで観れるかな。再見。http://amzn.to/gbt7Di #eiga
posted at 19:34:27


<スタッフ&キャスト>
監督: ジュリアン・デュヴィヴィエ
製作: アレクサンダー・コルダ
原作: L・N・トルストイ
脚本: ジャン・アヌイ
    ガイ・モーガン
    ジュリアン・デュヴィヴィエ
撮影: アンリ・アルカン
 
出演: ヴィヴィアン・リー/ラルフ・リチャードソン
    キーロン・ムーア/サリー・アン・ハウズ
    ニオール・マッギニス/マーティタ・ハント

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アンナ・カレニナアンナ・カレニナ
(2006/12/14)
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