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#0010『コンドル』ハワード・ホークス監督 1939年アメリカ

コンドル

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監督・製作・原作:ハワード・ホークス
脚本:ジュールス・ファースマン
撮影:ジョセフ・ウォーカー
音楽:モリス・W・ストロフ
出演:ケーリー・グラント/ジーン・アーサー/リチャード・バーセルメス
   トーマス・ミッチェル/リタ・ヘイワース/ノア・ビアリー・Jr
   シグ・ルーマン/ジョン・キャロル/アリン・ジョスリン

基本的には今サイレント映画しか見ておりません。ブログ上も”サイレント特集”と謳っておりますので、お越しいただいた皆様を混乱させないように、サイレントの感想アップだけにしようと思っておりました。が、そうしているといつまでたっても新ブログへの記事移管が出来ません。そこで、サイドバーに特集の看板を出してサイレントINDEXにリンクした上で、そろそろと昔書いた記事の転載も進めて行きたいと思います。よろしくお願いします。-2007.4.26 にほんブログ村 映画ブログへ

ということで、前置きが長くなりましたが今回はハワード・ホークス監督の『コンドル』を加筆転載します(オールド・ムービー・パラダイス!より)

なぜ、『コンドル』かと言うと、サイレントの名優リチャード・バーセルメスが出演しているから。前回アップした『散り行く花』は良かった・・・。中国青年の役でしたね。『散り行く花』を代表とする1920年前後の作品で、彼は一つの典型的なアメリカの若者像を確立します。が、20年代になるとその人気は下火になり、1942年には映画界から引退してしまいます。1939年のこの作品は彼の最晩年の作品。

以前書いた記事ではバーセルメスに触れていないのですが(知らなかったから/^^;)、彼の役どころはかつて仲間を裏切って生き延びた飛行士バット。流れ流れて、元の仲間たちがいるケーリー・グラントの航空会社にやってきますが、当然のことながら彼らの視線は冷たい。でも最後にバットはやりますよ。誰もがしり込みする難しいミッションを引き受けて見事クリア。男ですねぇ。

サイレントの名花リリアン・ギッシュをして"一番美しい共演者”と言わしめた(by ブログ友だちオショーネシーさん)美青年ぶりは当然衰えていますが、それでも寡黙で渋くて根性がある、よい男っぷりです。ちなみに、彼の美人の若妻を演じたのはリタ・ヘイワース。まだまだ初心で初々しい感じが印象的でした。にほんブログ村 映画ブログへ

「飛ぶのは奴の仕事だった。死んだのは腕が未熟だったからだ」

舞台は、航空ビジネス黎明期の1930年代の南米の港町。主人公はビジネスの成功にすべてを賭ける経営者ジェフ(ケーリー・グラント)。小さなプロペラ機でアンデスの峰を越える当時の航空輸送は、毎日の郵便を運ぶだけでもまさに命がけ。軍隊の指揮官のようなケーリー・グラントはコメディチックな作品に出演している彼と比べると目の光からして違うくらいのダンディぶり。

ジーン・アーサーは港町に一時停泊している客船の乗客でピアニスト・ボニー。立ち寄った酒場でジェフに出会います。最初は彼の非情さに反感を感じるものの、彼の過去や仕事に対する真摯な姿に徐々に惹かれていきます。ちなみに、ジーン・アーサーがピアノを弾きながら皆が歌うシーンは名場面。古い映画が好きになったシーンの一つです。

悪天候の中で会社の存亡を賭けた大仕事に向かう男たち。身を切るような心配を押し殺して送り出そうとする女。1939年といえば第二次大戦直前ですが、間違いなくひとつの時代の正しくかっこいい男と女の姿が描かれています。

ハワード・ホークスは、いろいろな映画会社を渡り歩きながら、コメディ、西部劇、アクションなどあらゆるジャンルの映画を作った職人監督ですが、特に男を男らしく描くのがうまいですね。『リオ・ブラボー』なんかも良かったなぁ。

普段はこともなげに部下を危険な仕事につかせるが、本当に危険な仕事は自分自身が飛ぶ・・・・

うーーーん、これだなぁ。★★★★☆

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グリーンベイさん、コメントありがとうございます

リタ・ヘイワースの登場シーンは覚えてますね。確かに視線をひきつける魅力にあふれてました。『アスファルト・ジャングル』や『イブの総て』に出ていたブレーク前のマリリン・モンローなど、やはり大女優になる人はオーラが違いますね。この映画、ストーリーもスリリングでかっこよくて面白いし配役も演技も素晴らしのに、なんでこう今ひとつ地味な存在に甘んじているのでしょうね。傑作豊富な1939年の作品と言えど、もう少し評価されてほしいものです。

「コンドル」(39)・・・。

 FROSTさん・・・今晩は。
うーーーん。リチャード・バーセルメスから・・・「コンドル」(39)の転載ですか・・・。ハワード・ホークスは、当時二十歳でコロンビアのスターの卵だったリタ・ヘイワース嬢をこの作品に起用した理由は諸説紛々だったが・・・「彼女の迫ってくるような性的魅力を認めたから」とも???。最初に彼女が登場する場面・・・肢体の線を強調したドレスで階段から降りてくるのを目にすると、居合わせた男どもは全員がやっていたことを止めて、彼女を見やるほどだった・・・。うーーーん。一人の人間の運などというものは解らないものですね・・・。この作品で彼女は一躍スターの座を手にする結果となったようです・・・。トッド・マッカーシー著・高橋千尋訳「ハワード・ホークス ハリウッド伝説に生きる偉大な監督」より・・・。
この年に制作された作品に・・・「風と共に去りぬ」や「駅馬車」があるが・・・この「コンドル」は人気を博したが爽快な映画として、それ以上の評価はされなかったのです・・・。
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