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#0080『ナイロビの蜂』 フェルナンド・メイレレス監督 2005年イギリス 

ナイロビの蜂
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監督:フェルナンド・メイレレス
製作:サイモン・チャニング・ウィリアムズ
製作総指揮:ジェフ・アッバリー/ジュリア・ブラックマン/ゲイル・イーガン
    ロバート・ジョーンズ/ドナルド・ランヴォ
原作:ジョン・ル・カレ
脚本:ジェフリー・ケイン
撮影:セザール・シャローン
プロダクションデザイン:マーク・ティルデスリー
衣装デザイン:オディール・ディックス=ミロー
編集:クレア・シンプソン
音楽:アルベルト・イグレシアス
出演:レイフ・ファインズ/レイチェル・ワイズ
    ユベール・クンデ/ダニー・ヒューストン
    ビル・ナイ/ピート・ポスルスウェイト
    ジェラルド・マクソーリー/ジュリエット・オーブリー
    リチャード・マッケーブ/アーチー・パンジャビ

ネットの予告編で見かけたレイチェル・ワイズの可憐な笑顔がくっきりと記憶に残っていて、てっきりメロドラマだと思っていたが、実はジョン・ル・カレ原作による立派な社会派サスペンス作品であった。

そのレイチェル・ワイズが演じるテッサは、正義漢が強く無鉄砲なところがある活動家で、大使の代理で講演にきたイギリス外務省のジャスティン(レイフ・ファインズ)の講演内容に噛み付いたことが縁で、彼と結婚することになる。

テッサは、大手製薬会社がアフリカで不正な新薬実験を行っていることを嗅ぎ付け、真相を究明しようと活動する。事なかれ主義でガーデニングだけが趣味の夫を愛し、妊娠しながらも精力的に活動を続けるテッサの姿はたくましく、レイチェル・ワイズの好演が印象的。彼女この作品でアカデミー助演女優賞を獲得した。テッサは冒頭すぐ殺されてしまっているために、フラッシュバックの回想シーンで彼女の活動が描かれ、その魅力に惹かれるほどに”ああ、でももう死んでしまってるんだよな”という寂しさに何度も浸ることになる。

事なかれの彼がやる気を出してからの展開は、登場人物も一気に増えて舞台も転々とするため複雑になる。少々中弛み感があるのが気になるが、それでも巨悪を暴くサスペンスフルな展開は楽しむことができる。また、ジャスティンは生前のテッサの言動に自分に対する裏切りを感じていたのだが、死んだ彼女の足跡を追ううちに、テッサが彼のことをどれだけ深く愛していたかを再発見する。この二重の意味を持つシナリオが素晴らしかった。

映像面では、舞台となるケニアの赤っぽい町の風景が、見慣れた都会とは全く異なる色彩でざわついた感じがする。ハンディを多用するカメラワークはドキュメンタリー調で力強く、見終わった後も鮮明な印象が残る。

ラストシーンで、ジャスティンを追いかけてくるのが、テッサが必死で救おうとしていた黒人たちだったりして、”ああ、人間ってむなしいなぁ”などとため息をついてしまった。なかなかの作品だった。★★★★☆

『ナイロビの蜂』公式サイトはこちら

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makoさん、はじめまして^^

ご訪問ありがとうございます。”オールド~”の頃からご覧頂いていましたか、ありがとうございます。
この作品は、たまたま出向いた映画館で半ば偶然鑑賞したという感じでしたが、個人的に好きな作品です。ちょっと人種偏見的なにおいがするところがあって多少気になりつつも、サスペンスとしてもラブストーリーとしても面白かったと思います。また、俳優さんではレイチェル・ワイズの笑顔が好きで満足。相手役のレイフ・ファインズも頑張ってましたね(その後、頑張りすぎたようで、大騒ぎ起こしてましたが・笑)。
このところ、少しばたついておりまして、なかなか新作感想記事がアップできないのですが、落ち着いてきたらまたいろいろとアップしていきたいと思っています。もうしばらく、旧記事の転載が中心になると思いますが、ぜひ今後もよろしくお願いします^^

初めまして。お引っ越し前のブログからサイレント作品などのレビュー、とても参考にさせていただいておりました。わたしもサイレント映画は好きでよくみます(あんまり感想は書いていないのですけれど)
こちらの作品、公開時には受け止め方もまっぷたつだったような記憶がありますが、個人的にはサスペンスとラブストーリーと一粒で二度おいしかった作品で気に入っていましたので、コメント残してみました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします^^
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